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人間をやめる 

仏教実践の研究と資料

純粋な認識を手に入れるために③

前回、前々回と説明した「常時の心の安定を確保する」 「粗大な対象からより微細な対象に集中できるようにする」 という実践は相互に補いあいながら共に成長していきます。 常時の心が安定すれば観察に入るのは容易になるし、微細な対象に 集中できるように…

純粋な認識を手に入れるために②

前回は「純粋な認識」を身につけるための土台となる 「常時の心を安定させる(戒の実践)」について説明しました。 マハーシの実践ではあと大切な要素が二つあります。 2、粗大な対象から微細な対象を観察できるようにする(集中の実践) これは以前使った…

純粋な認識を手に入れるために①

前回はいわばヴィパサナーの要となる「純粋な認識(名色分離智)」 について少し説明を試みてみました。 今回は具体的にどのような実践が純粋な認識の獲得につながるのか 考えていきたいと思います。 マハーシの方法論ではある意味この認識を得ることを前提…

マハーシの実践、全体の見通しと目指していくところ②

前回修行全体の見通しをまとめ、その段階でまず目標としていくものを ④認識そのものと、認識の対象が完全に分離された観察 (名色分離智による観察)が生まれる。 それにより心の中の反応の連鎖、消滅が はっきり俯瞰的に見えるようになる(縁摂受智) とい…

マハーシの実践、全体の見通しと目指していくところ①

マハーシの方法論におけるポイントとして鋭く深いサティ (一瞬の禅定といえるような)をどのように養っていくか というのを一つの課題としました。 しかし、そもそもなぜそのようなサティが必要なのか、 というところを説明していませんでした。 まずマハー…

禅定(ジャーナ)を目指すのとは別のやり方②

マハーシの方法の、特別な点は ・サマタ、とヴィパッサナーを方法として分けない。 ・必ずしも禅定を必要としない。 これは禅定を目指さないという意味ではなく五蓋を一時的に 抑えられればヴィパッサナーができるために近行定レベルの 定力があれば十分とい…

禅定(ジャーナ)を目指すのとは別のやり方①

煩悩の激流に飲み込まれている人にとって、 禅定の達成は一つの目標となるものだと思います。 少なくとも近行定に達するくらい心を落ち着けることができれば、 一時的にかなり気持ちは楽になります。 とはいっても、禅定に入りやすいか否かはかなり体質が関…